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夏にぴったりのクラシック音楽10選!涼しい曲や透明感あふれる曲を紹介

毎日暑いと、お部屋で過ごす時間が多くなりますよね。

そんなおうち時間にクラシック音楽をかけるのはいかがでしょうか?

へみ

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透明感あるクラシック音楽を流せば、だるい暑さもスッキリ感じられます。

この記事では、夏におすすめのクラシック音楽を10曲厳選してお届けします!

ヨーロッパの夏はどんなイメージ?

ヨーロッパの夏は、日本に比べてカラッとしています。

へみ

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気温は日本とあまり変わらない地域が多いのですが、湿度が低いので結構快適なんです。

そして、天候の崩れも少ないので、景色も美しい!

クラシック音楽のモチーフとしては、木々の緑、水面のキラキラした反射、といった美しいものが多いです。

夏モチーフのクラシック音楽5曲

それでは「夏」をテーマにしたクラシック音楽を5曲紹介します!

へみ

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ですが「夏モチーフ」の曲はほかの季節に比べて少なく、ちょっと選ぶのに苦労しました(笑)

気候が安定していて過ごしやすい夏だからこそ、ドイツやフランスでは「日常」なのかもしれませんね。

メンデルスゾーン 真夏の夜の夢

メンデルスゾーンがシェイクスピアの喜劇をもとに作曲した真夏の夜の夢。

真夏(夏至)に妖精の「惚れ薬」によって3組の男女が”すったもんだ”する様子が描かれています。

へみ

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ヨーロッパ各地には、夏至に様々な言い伝えがあり「妖精の力が強まる」という言い伝えがストーリーの元となっています。

メンデルスゾーン17歳の作品で、知性と若さが溢れる曲調が魅力です。

ドビュッシー 牧神の午後のへの前奏曲

とある夏の日、午睡にまどろむ牧神(パン)の様子を絵画的に表現した曲です。

冒頭のフルートは「あえて響きにくい音域」で作曲されていて、夏のけだるい雰囲気を醸しています。

【参考】クラシック音楽のドビュッシーってどんな人?名曲7選を半生とともに紹介

チャイコフスキー 舟歌

舟歌はクラシック界でも多くの作曲家が書いているのですが、ほとんどが6/8拍子。

波の寄せるリズム、オールを漕ぐリズムが6/8拍子に近いのですが、チャイコフスキーはなんと4/4拍子で舟歌を書いてしまいました!

ですが、少し寂し気なメロディと相まって、ちゃんと「舟歌」に聴こえるからびっくりです。

イサーク・シュワルツ 白夜の調べ

1978年に公開された日ソ合同制作の映画「白夜の調べ」のテーマ曲です。

ロシア人作曲家と日本人ピアニストの純愛を描いた映画なのですが、もともと二人には配偶者がいて…というもどかしいストーリー。

オーケストラが優雅に奏でるメロディの中に、ピアノの「悩ましいような」技巧的なパッセージが盛り込まれています。

アルベニス スペイン組曲

スペインの作曲家、アルベニスのスペイン組曲です。

スペイン各地の伝統的な舞曲や、温暖なスペインの美しい風景がリゾート感満載。

へみ

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夏のムードあふれる、情熱的な曲ばかりです。

ちなみに、こちらはギター版も人気。ギター版だと、より「夏のリゾートっぽさ」が増しますよ♪

夏にぴったりの涼しいクラシック音楽5曲

続いては、暑苦しい空気を和らげてくれるクラシック曲を5つ紹介します!

ピアノやフルートなど、キラキラと透明感ある音色をお楽しみください♪

サンサーンス 動物の謝肉祭より「白鳥」

水面がキラキラ光る様子をピアノが、優雅に泳ぐ白鳥をチェロが表現している曲です。

へみ

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オーケストラの中では低音を担当するチェロですが、この曲では比較的高音で演奏されています。

絶妙な「繊細さ」が、夏の涼しいひとときを演出してくれますよ。

リスト エステ荘の噴水

晩年、リストが保養のために訪れていた「エステ荘」。

エステ荘の噴水はとても華やかで、リストはそのきらめきを曲として表現しました。

まるでフランス印象派のような活き活きとした表現は、聴いているだけで涼しい気持ちにさせてくれます。

【参考】フランツ・リストの名曲5選!クラシック音楽界きってのモテ男の半生をたどる

美しき青きドナウ

https://www.youtube.com/watch?v=uUXAN0Uhf38

太陽の光を受けて輝く水面、優雅な川の流れが表現された「美しき青きドナウ」も、涼しさを感じる1曲です。

冒頭、ドナウ川の流れはじめである「ドナウの泉」が表現されているのですが、まるで夏の朝のような爽やかさがありますよね。

へみ

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全体通して弦楽器や木管楽器の音域が高いので、輝くような響きになっています。

グリーグ ペールギュントより「朝」

森林浴をしているような気分になれるグリーグの朝。

へみ

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もとは劇中音楽なのですが、主人公が朝起きて「全てを失っていることに気づいた」シーンなんです。

失った財や富よりも故郷の大切な人々に想いを馳せているシーンなのですが、逆に清々しいですよね。

ビゼー 組曲「アルルの女」よりメヌエット

ハープとフルート、というクラシックの中でもっとも優雅で洗練された組み合わせのメヌエットです。

へみ

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フルートで一番美しく響く音域で作曲されているので、透明感・解放感、といったイメージがぴったりですよね。

もとは「アルルの女」には含まれていなかったのですが、ビゼーの死後、友人のギローが組曲の中に入れて演奏会用に仕立て直しました。

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洗練されたクラシック音楽は、夏の音楽鑑賞にぴったり!

この記事では10曲紹介してきましたが、まだまだ夏にぴったりの曲はたくさんあります。

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