赤ちゃんや幼児にはクラシック音楽が良いと言われます。
へみ
「頭が良い子に育つ」「絶対音感が身につく」など、親としては心躍るキーワードが並んでいますよね。
そこでこの記事では、
- 0~2歳児にクラシック音楽を聴かせて得られるメリット
- 赤ちゃんにおすすめのクラシック曲10選
を紹介します♪
目次
クラシック音楽が子供に与える良い効果
まずは、クラシック音楽が子供に与える良い効果を3つ紹介します!
- 様々な周波数の音に触れられる
- 穏やかな音楽で情緒が安定する
- 感受性が豊かになる
実は、学力アップや絶対音感は「クラシックを聴くだけ」では期待できません。
へみ
学力や絶対音感は、家庭環境や子供本人の資質にも大きく左右されます。
ですが、次に紹介するメリットはほとんどの子供が感じられますよ♪
日常生活にない音に触れられる
クラシック音楽は、現代日本ではあまり耳にすることがない種類の音がぎゅっと詰まっています。
周波数的にも、パパママテレビなどの音に比べて「一度にたくさんの種類の周波数が耳に入ってくる」ことに。
へみ
耳が育つ時期の0~2歳にクラシック音楽を聴かせてあげることで、成長してからも様々な音がキャッチしやすくなります。
穏やかな音楽で情緒が安定する
ゆったりして心地いい曲を聴かせてあげると、赤ちゃんもリラックスできます。
絵本を読んであげるとき、お昼寝の時など、テンションを落ち着かせてあげたい時にかけると効果的。
落ち着いた状態でパパママの話を聴くことで、より情緒の安定につながります。
感受性が豊かになる
クラシック音楽を聴くことで反応するのは、感受性をつかさどる「右脳」です。
へみ
右脳が幼児期にしっかり発達していると、人の気持ちや美しいものに対して敏感になれます。
コミュニケーション能力の高さや直観力にも繋がってくるので、聴かせておいて損はありませんよね。
0・1・2歳児にクラシック音楽を聴かせるならどんな曲?
クラシック音楽が胎教や赤ちゃんに良いと言っても、どんな曲でもOK!というワケではありません。
クラシック音楽には「不安になる暗い曲」や「びっくりするような曲」も結構あるので、赤ちゃんを驚かせないような選曲も大切。
続いては、0~2歳の子供にクラシック音楽を聴かせるときの選び方を見ていきましょう。
比較的明るい曲
大人がクラシック音楽を聴くときには「涙を誘う物悲しい曲」も素敵ですが、赤ちゃんには明るく笑顔を引き出すような曲の方が向いています。
「~長調」と書かれている曲はもちろん、「愛」「春」といった明るいキーワードがタイトルに付けられている曲が比較的明るいですよ。
強弱が穏やかな曲
クラシック音楽の中でも要注意なのが「強弱が激しい曲」です。
徐々に大きくなっていくなら問題ないのですが、いきなり「ジャーン!」と響くような曲は赤ちゃんには刺激が強すぎます。
へみ
家で聴くのにもボリューム調整が難しいので、なるべく音量が一定の曲を選びましょう。
オーケストラや声楽もおすすめ
強弱が比較的緩やかな曲を選ぶと、どうしてもピアノ曲に偏りがち。
ですが、赤ちゃんの耳や右脳がより反応するのは「オーケストラ」や「声楽・合唱曲」です。
せっかくクラシック音楽を聴かせるなら、様々なジャンルの曲で音のシャワーにしてあげましょう。
0・1・2歳児におすすめのクラシック音楽10選
それでは、0~2歳の赤ちゃんにぴったりな「明るい」「穏やかな」クラシック曲を10曲紹介していきます!
へみ
私自身も、子供たちに聴かせる用のプレイリストに入れています♪
モーツァルト きらきら星変奏曲
日本では「きらきら光るお空の星よ」でおなじみの変奏曲です。
赤ちゃんが成長してきたら、実際に歌詞を付けて口ずさんでも良いですね。
へみ
音感を鍛える良いトレーニングになります♪
パッヘルベル カノン
カノン(輪唱)は、複数のメロディが追いかけっこしながら曲が進んでいくスタイルです。
基本は同じメロディが鳴り続けているので、変化が少なく赤ちゃんにとっても安心感があります。
ショパン 別れの曲
練習曲でありながら、表情豊かなバラードである別れの曲。
へみ
指を複雑に動かしながら「メロディーをきちんと歌う」ことが求められる練習曲です
一流ピアニストの演奏を赤ちゃんが聴けば、自然と表現力が身に付きそうですよね。
春の歌 メンデルスゾーン
あたたかな春の日差しと、さえずる小鳥のようなメロディが魅力的な曲です。
意外と内声部のアルペジオ(分散和音)に音がたくさん散りばめられているので、赤ちゃんにとっても不思議な感覚になれるはず。
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ドヴォルザーク ユーモレスク
オーケストラ曲のなかでも終始穏やかで、赤ちゃんと聴くのにぴったりです。
ゆっくり弾むような主題と、中間部の心揺さぶられる情熱的なメロディの対比が魅力的。
一部ボリュームが大きくなる部分もありますが、打楽器が目立たないので赤ちゃんもびっくりしませんよ。
ドビュッシー 月の光
柔らかいピアノの音が印象的な月の光。
へみ
「una corda(ソフトペダルを踏んで)」という指示が頻繁にあり、より”ふんわり”しています
一番聞こえにくいとされる「低くて小さい音」もたくさんあるので、赤ちゃんと一緒に耳を澄ませてみてください。
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シューマン トロイメライ
夢見心地、という意味のトロイメライは、まさに子供の頃の夢見心地な情景が描かれた曲です。
へみ
お腹いっぱいでついウトウトしてしまう赤ちゃんを見ると、まさにピッタリに見えますよね。
拍子の取り方が不規則なので、実はリズム感の良いトレーニングになります。
モーツァルト アヴェ・ヴェルム・コルプス
モーツァルト晩年の名曲で、天から降り注ぐような雰囲気が美しい合唱曲です。
実は転調が結構あって、じっくり聴いていると変化が面白い!
斬新な転調を感じさせない自然な和声(和音の進行)は、モーツァルトの天才性を感じさせます。
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サン・サーンス 白鳥
「人間の声に一番近い」とされるチェロがメインの曲です。
へみ
赤ちゃんにとっても心地いい周波数なので、きっと聴き入ってくれることでしょう。
実際に白鳥の画像や絵本を見せながら、親子でインスピレーションを高めるのも良いですね。
ビゼー アルルの女よりメヌエット
上品なフルートの音色は、赤ちゃんにとってもキレイな音。
子守歌のように優しいメロディも相まって、ハマる子は大好きな1曲になるでしょう。
フルートの高音は小さな音で流しても聞こえやすいので、BGMとしてお部屋に流しておくのもおすすめです。
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