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【クラシック音楽】コントラバスの音色の特徴と名曲10選

オーケストラで最も低い音域を担当しているコントラバス。

伴奏のイメージが強いですが、実は美しいメロディを奏でたり、ソロとして協奏曲を演奏できたりと、意外な一面を持つ楽器でもあります!

そんなコントラバスの特徴や「安心感のある音色に癒される」名曲を紹介していきます♪

コントラバスってどんな楽器?

コントラバスは、オーケストラの弦楽器の中で一番大きな楽器です。

へみ

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全長はエンドピンを伸ばして最大2mほどなので、日本人からしてみると自分の身長よりも高い楽器を演奏している事になりますね!

弦はヴァイオリンやチェロと同じく4弦、もしくはさらに低い音が出せる弦が1本追加されて5弦のものがあります。

背が高い人は立ったまま楽器を抱え込んで演奏しますが、女性など小柄な人は「バススツール」と呼ばれる片足を乗せる台が付いた高い椅子に座って演奏します。

150cm台の女性でも軽々演奏しているのを見ると、本当にびっくりしますよね!

コントラバスの音域

4弦コントラバスの場合はE1、A1、D2、G2となっています。

へみ

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ほかの弦楽器は弦と弦の間隔が5度なのに対し、コントラバスは4度と狭いので音域はそのぶん狭くなります。

5弦コントラバスの場合は、チェロのちょうど1オクターブ下の音が出せるC弦が追加。

オーケストラでは、チェロのオクターブ下で「バス音の補強」的に使われる事が多いです。

コントラバスの音色とオーケストラでの役割

ヴァイオリンやチェロは、弦ごとの音色がはっきり分かれていて、作曲家も効果的に響かせる音域を考えつつ作曲したりします。

対してコントラバスはあまり弦の違いで音色が変わることはなく、安定した音色が出せる楽器。

弦の太さよりも「長さ」で低い音を出しているので、しゃがれたような感じは少なく艶っぽさが残る低音です。

コントラバスの名曲10選

それでは、コントラバスのソロ曲や、オーケストラの中でコントラバスが活躍する曲を10個紹介します!

へみ

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実は弦楽器の中でも演奏人口がかなり多いコントラバスなので、意外と豊富に楽曲はあるんです♪

モーツァルト:この麗しい御手と瞳のためにK.612

バス歌手のために書かれた歌曲なのですが、相方としてコントラバスが演奏しています。

モーツァルトの時代のコントラバスは、まさに「伴奏の楽器」だったのですが、この曲は例外。

高難易度のパッセージやメロディを聴かせる場面が多く、主役級の活躍が見られる曲です。

サン=サーンス:動物の謝肉祭より「象」

この曲をよーく聴いてみると、なんだか聴いたことがある曲が浮かんできませんか?

へみ

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この曲はオッフェンバックの「天国と地獄」を象のようにゆーっくり演奏しているんです。

天国と地獄は急き立てるような曲なのに、コントラバスがゆったり弾くと癒し要素満載になるのが面白いですよね♪

ドラゴネッティ:コントラバス協奏曲

ベートーヴェンと同世代のコントラバス奏者、ドラゴネッティの協奏曲です。

イタリア生まれのドラゴネッティは、ウィーン訪問の際ベートーヴェンと交流します。

チェロの曲を弾きこなすドラゴネッティにベートーヴェンは感動。

へみ

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以後、交響曲のコントラバスはぐっと難易度が増す事となりました(笑)

そんなドラゴネッティの協奏曲は、モーツァルトやベートーヴェンなど「古典派」の正統派協奏曲。

曲調が安定しているぶん、コントラバスの超絶技巧にしっかり耳を傾けられます。

フンメル:ピアノ五重奏曲

ショパンやシューベルトと同世代のピアニスト、フンメルのピアノ5重奏曲(ピアノ+弦楽4重奏)です。

へみ

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フンメルは同世代のピアニストより群を抜いてピアノがうまかったため、ピアノがえらいことになっている曲です

そして、そのピアノやヴァイオリンを優しく支えるのがコントラバスです。

ピアノやヴァイオリンが速いパッセージでキラキラしている下で優雅にメロディを弾くパートも少なくなく、聴きごたえ抜群の1曲です。

クーセヴィツキー:ワルツ・ミニュアチュアー

コントラバスの曲にしては高めの音域で演奏されているので、一見「チェロの曲かな?」と思われがちなこちらの曲。

コントラバス特有の艶っぽい高音が、ワルツの優雅さに見事にマッチ。

へみ

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クーセヴィツキーはロシア出身の作曲家なので、メロディはどこかチャイコフスキーやラフマニノフにも似ている感じがしますね♪

ラフマニノフ:ヴォカリーズ

ラフマニノフで最も有名な曲ですが、様々な編曲版のなかにコントラバス用のものがあります。

男声・女性・管弦楽・ピアノ独奏版など、それぞれ良さが違うのですが、コントラバス版の魅力は「低音から高音まで弦が美しく響くこと」です。

チェロの高音は少ししゃがれたような哀愁があり、ヴァイオリンの低音は少し渋みがあります。

が、コントラバスはそんな音ムラがほとんどないので滑らかで聴きやすいのが特徴です。

マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」

第3楽章のはじめ、主題のメロディをコントラバスだけが弾いています。

へみ

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ソロで弾いている時もありますが、全員で弾いていることの方が多い気がします。

ちなみに、このメロディ…日本でいう「ぐーちょきぱーの歌」を短調にしたものです。

このメロディからいくつかのメロディがどんどん重なる、カノンの手法で作られているので、悲し気で哀愁漂う中にも親しみが生まれます。

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ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」

3楽章の途中、フーガと呼ばれる「伴奏なし、複数のメロディの追いかけっこで成り立っている部分」がありますが、その主題を提示しているのがコントラバスです。

先に紹介したドラゴネッティの演奏技術に触れていたベートーヴェンなので、十分主役を張れると考えたのでしょう。

へみ

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コントラバスの低音メロディから徐々に高音が積み重なっていく部分なので、高揚感がすごい!

シューベルト:ピアノ5重奏曲「ます」

コントラバスが入っている室内楽で一番有名なのが、おそらくこの「ます」でしょう。

ピアノと弦楽4重奏の「ピアノ5重奏」で、小さい5つの楽章からなります。

へみ

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ヴァイオリンが1本しかなくて、代わりにコントラバスが加えられている珍しい編成ですが、先述のフンメルを参考にしたと言われています。

4楽章(変奏曲)の第3変奏にコントラバスのソロがあり、とても活き活きした弾むような音色が楽しめます。

ロレンツィティ:ガヴォット

3分ほどの小さなガヴォットですが、コントラバスの魅力がぎゅっと詰まっています。

得意な広い音程の跳躍や、フラジオレット(倍音)で繊細なメロディがあったり、開放弦をしっかり響かせてみたり、と多彩。

ガヴォットは可愛らしい雰囲気のバロックダンスなのですが、大きなコントラバスで繊細なガヴォットを奏でるのは良い意味でギャップがありますよね♪

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