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クラシック音楽初心者にもおすすめ!ルロイ・アンダーソンの名曲7つを半生とともに紹介

クラシック音楽は「なんだか退屈だし興味ないな・・・」と思われがちな悲しいジャンルです。

ですがそんなクラシック音楽の中でも、作曲した曲のほとんどが「これ知ってる!」と思われるヒットメーカーがいるのをご存知ですか?

それはクラシック音楽とポップスの過渡期に活躍したルロイ・アンダーソンという作曲家です。

そこでこの記事では、アンダーソンの半生とともに名曲を7つ厳選してお届けします!

アンダーソンってどんな人?

ルロイ・アンダーソンはアメリカの作曲家です。幼い頃から両親の影響でピアノやラテン系の楽器をたしなみました。

ですが、若い頃から作曲家や演奏家として活躍していたわけではなく、ハーバード大学(!)で言語学を中心に勉強していたアンダーソン。卒業後も言語学の研究者として20代を終えました。

一方、学生時代には言語学のほかに音楽系も専攻していたアンダーソン。ハーバード大学の学生歌をオーケストラ版に編曲したことがきっかけで、作曲家への道を歩み始めます。

第二次世界大戦後に本格的に作曲活動を開始すると、次々とヒット曲を世に生み出しました。

音楽の特徴はクラシック音楽とポップス、ジャズが絶妙に組み合わさっていて、短い曲でも長編映画を見たような満足感を得られます。

アンダーソンの名曲7つ!どこかで聴いたことがあるポップなクラシック

テンションの上がるクラシック曲

それでは、アンダーソンの数あるヒット曲のなかでも「特に人気のある」曲を7曲紹介します!

作曲された順に紹介していくので、アンダーソンの半生をたどりながら楽しんでみてくださいね。

ジャズ・ピチカート

作曲年: 1936年(28歳)

まだ言語学者として活動していた頃に作曲された曲です。

編曲したハーバード大学歌がとある有名指揮者の目にとまり「作曲家として活動したほうがいい」と絶賛され、作ったのがこのジャズ・ピチカートでした。

クラシック音楽のスタンダードな奏法である「ピチカート」で演奏されるジャズで、弦楽器の繊細さとジャズのワイルドさが絶妙にマッチしています。

最初は弦楽器だけの編成でしたが、後に管弦楽版に編曲されました。

シンコペイテッドクロック

作曲年: 1946年(38歳)

作曲家としての活動を始めた矢先に第二次世界大戦がはじまります。言語に長けたアンダーソンは、ペンタゴンに配属されるなど軍人として活躍しました。

戦争が終わり、すぐ作曲家としての活動を再開したアンダーソンは、1年も経たないうちにこの「シンコペイテッドクロック」で大ヒットを記録します。

「シンコペート」「シンコペーション」と呼ばれる技法が使われていて、比較的ゆったりしたテンポなのに躍動感・ワクワク感が溢れた一曲です。

へみ

へみ

シンコペーションとは、メロディが前の小節の最後の拍から始まる技法のこと。シンコペイテッドクロックも、4拍子の4拍目から始まるメロディがほとんどです。

発表当時も大ヒットを記録したシンコペイテッドクロックですが、アメリカの「ザ・レイトショー」のテーマソングに採用されてからは、一気に全米でポピュラーな曲になりました。

そりすべり

作曲年: 1948年(40歳)

通常のオーケストラ曲ではあまり見られない楽器を取り入れ始めたこの頃。

今ではクリスマスの定番となっている「そりすべり」ですが、鈴がたくさんついた楽器”ジングルベル”やムチが取り入れられています。

今ではジングルベルやグロッケンシュピールの音を聴くと「あぁクリスマスだな」と思えますが、それはアンダーソンの功績が大きいかもしれませんね!

ちなみに、そりすべりは「クリスマスに聴きたいクラシック」でも紹介しています。

タイプライター

作曲年: 1950年(42歳)

「楽器以外のもの」が主役になった楽曲として有名なのがタイプライターです。

当時としては(今でも?)かなり斬新な試みでしたが、タイプライターの雰囲気が見事にオーケストレーションとマッチしてこちらも大ヒット。

聴くだけでなく、目でも楽しめる曲なので、今でも頻繁にコンサートで演奏されています。

こちらは「朝に聴きたいクラシック」でも紹介しているので、朝の気分を盛り上げたい方はぜひご覧ください!

フィドルファドル

https://www.youtube.com/watch?v=aBJ0O7c7SU8

作曲年: 1950年(42歳)

終戦後も、作曲家としての活動を始めるきっかけを作ってくれた名指揮者(ボストン交響楽団のフィードラー氏)と懇意にしていたアンダーソン。

このフィドルファドルはフィードラー氏に贈った曲だと言われていて、実際にボストン交響楽団の定番曲となっています。

スピード感ある楽しい曲なので、アンコールに使用されることも多いです。最後に演奏がばっちり決まった時は、立ちあがって「ブラボー!」ですね。

ブルー・タンゴ

作曲年: 1951年(43歳)

この曲は「アンダーソン最大のヒット曲」と言っても過言ではありません。ビルボードチャートで5週連続1位を獲得しました。

へみ

へみ

今で言うとBTSの「Butter」が新曲で5週連続1位を獲りましたね!

リズムはタンゴを刻んでいるのですが、使われている和音はジャズ、さらに美しいメロディはクラシックの雰囲気、とかなり複雑なテイストを持ちます。

ですが不思議と曲には一体感があって、聴き入ってしまいますよね。

トランペット吹きの休日

作曲年:1954年(46歳)

「トランペット吹き」というのは、軍隊で決まった時間に合図を鳴らす係の人のことです。

へみ

へみ

アンダーソン自身が軍隊に所属していた、という経緯を知ると、なんだか少し重みを感じますよね。

決まった時間に、決まった音しか吹けないトランペット吹きが、休日に思いっきりトランペットを演奏する様子が表現されています。

が、トランペット奏者にとってはあまりにも忙しい曲なので、実際にオーケストラで演奏している人は「休日なんてとんでもない、繁忙期です」と思っているかもしれませんね。

こちらは「テンションを上げるクラシック曲」でも紹介しました!

アンダーソンを聴くときのポイントは?

  • 本人指揮の演奏が聴ける!
  • ジャズテイストを楽しんで
  • クラシック用の特別な環境や機器がなくてもOK

アンダーソンは録音スタジオでオーケストラの指揮をしていた時期があったので、本人指揮のCDが数多く残っています。

ポップスやジャズの要素、変わった道具などが使われていて面白いアンダーソンの楽曲ですが、曲のテイストはどれも真面目で上品。本人指揮の音源なので、真面目さや品の良さがより引き立っていますよ。

また「ポップス・クラシック」とも称されるアンダーソンの楽曲は、従来のクラシック音楽に比べて強弱や聴こえにくい楽器が少ないのが特徴。今持っているイヤホンやスピーカーでも楽しめます。

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中にはハイレゾ対応の高音質の音源もあるので、きっと好みの演奏が見つかるはずです。

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