仲のいい友達を呼んで、わいわい楽しむクリスマスパーティー。そんなクリスマスパーティーに欠かせないのがBGMです。
いつもはポップスをかける人も、今年のクリスマスはクラシック音楽をかけてみるのはいかがでしょうか?
この記事では、大人も子供も楽しめる「クリスマス向け」クラシック音楽を7曲紹介します。
ぜひプレイリストに加えて、パーティーを盛り上げてみてくださいね。
目次
クリスマスパーティーの音楽は何をかける?
クリスマス当日のBGMはもちろん、ハロウィンが終わってからクリスマスまではクリスマスソングをかける家庭も多いです。
クリスマスソングには大きく分けて3種類あって
- 民謡、童謡
- 讃美歌やクラシック音楽
- ポップス
があります。
その中でも「讃美歌」「クラシック音楽」は、クリスマスの本場である欧米で生まれたので、よりクリスマスの雰囲気が味わえたり勉強になったりするんですよ。
子供たちも知ってる!クリスマス向けのクラシック音楽7選
それでは、子供も大人も楽しめるクリスマスクラシックを7曲紹介していきます。
盛り上がる曲から落ち着いた曲まであるので、緩急を楽しんでみてくださいね!
ひいらぎ飾ろう
もとはウェールズの民謡なのですが、讃美歌では第二集の129番に編集されています。
歌詞はまさに「キリストの生誕をお祝いする」ムードが満点!お部屋を飾り付けて、おめかしして、ハープにあわせて楽しく踊りましょう、という意味です。
歌詞にハープ、とありますが「ファラララ」の部分はもとはハープの演奏だったと言われています。
もろびとこぞりて
続いても讃美歌より選びました。
「みんなで集まってキリストさまの降誕をお迎えしましょう」という意味のもろびとこぞりて。歌詞の通り、歓びと希望に満ち溢れた讃美歌です。
曲はヘンデルの「メサイア」の一部をモチーフにしたと言われていますが、ほぼ原形は残っていません。
チャイコフスキー クリスマス週間
チャイコフスキーが音楽雑誌に連載として提供した12曲のうちの1曲で、クリスマスに舞踏会が開かれているような華やかな雰囲気で終始しています。
へみ
ちなみに、曲の連載とセットであるジュコフスキイの詩は一味違った雰囲気でした。
クリスマス週間のある日、少女たちが靴を使った恋占いをしている様子が描かれています。
日本では靴を使った「お天気占い」がメジャーですが、このシーズンは恋占いとして靴を飛ばしてみてはいかがでしょうか?
アンダーソン そりすべり
大人向けクリスマスクラシックでも紹介したこちらの曲は、子供もいるクリスマスパーティーにもぴったり!
サンタのそりがやってくるような鈴の音が印象的で、アメリカ出身のアンダーソンらしい明るい雰囲気の曲です。
和音にジャズのテイストが入っているので、映画で見るようなおしゃれなパーティーになりそうですね。
スケーターズ・ワルツ
なめらかに氷の上を滑る様子が表現されたスケーターズ・ワルツ。主題はホルンや弦楽器に演奏される場面が多く、優雅な雰囲気が印象的です。
小学校の授業や音楽会の演奏曲として選ばれやすい曲なので、子供たちが集まる場で流すと盛り上がる可能性大!
ピアノバージョンも人気ですが、個人的にはオーケストラの方が表情豊かに感じられて好みです。
まきびとひつじを
讃美歌103番に収められている「まきびとひつじを」も、もともとウェールズ地方の民謡でした。
通常、讃美歌はその調の主音でメロディが終わります。ハ長調だとハ(ド)、ヘ長調だとヘ(ファ)、で終わる曲が多いですね。
ところがこの曲は第3音(中音、と呼ばれます)でメロディがおしまい。
へみ
和音で言うとドミソ、のミで終わるので、独特の幻想的な雰囲気があります。
優しい響きをもつこの曲は、ぜひ合唱など「人の声」が入ったバージョンで楽しんでみてください。クリスマスにふさわしく、穏やかな気持ちになれますよ。
J.S.バッハ ブランデンブルク協奏曲第5番 1楽章
パーティーで食事するシーンにもぴったりなのが、バッハのブランデンブルク協奏曲です。
ブランデンブルク協奏曲は全6曲あるのですが、最後に作曲されたのがこの5番で、バッハの「並々ならぬ気合」が垣間見える1曲です。
当時音の小ささから主役になる事がなかったチェンバロですが、このブランデンブルク協奏曲第5番では長いカデンツァを持つソロ楽器です。
チェンバロが主役になることで、絶対王政時代の宮廷音楽の雰囲気がよく表れています。食事時にかけると、食事もグレードアップすること間違いなしです。
クリスマスパーティーにぴったりのクラシック、音源の選び方のポイントは?
それでは、クリスマスパーティーにぴったりのクラシック音楽は「どんな音源を選べば良いのか」を紹介します。
へみ
紹介した7曲は全てメジャーな曲なので、オーケストラアレンジやピアノアレンジはもちろん、ジャズやポップスまで幅広く音源が見られます。
子供もいるパーティーシーンではどんな音源が良いのか迷ってしまうかと思うので、ポイントを解説しますね。
プレイリストを作る時は演奏スタイルに統一感を
クリスマスパーティーのBGMとして流すなら、食事やおしゃべりに集中できるように統一感を持たせた方が良いです。
オーケストラならオーケストラ、ピアノ曲ならピアノ曲でなるべく統一しましょう。
また「コンサート(LIVE)を録音した音源」と「レコーディング音源」といった違いもあるので、そこも統一したほうが良いでしょう。
緩急織り交ぜて楽しいプレイリストを作る
クリスマス向けのクラシックは「楽しく盛り上がる曲」「しっとり美しい曲」と2種類に分かれます。
へみ
街の華やかさをイメージした曲と、クリスマス礼拝に使われる曲では全く雰囲気が違いますよね
演奏形態には統一感を持たせた方がいいのですが、テンポ感は緩急をバランス良く混ぜたほうが飽きません。
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