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PIANO NOTES    

魔法の練習帳

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魔法の練習帳 モーツァルトの音色(4)

モーツァルトの音色”で表現するために〜
「機関銃弾き”からの脱却!」

ピアニスト浅野麻耶(Maya ASANO)

 

◆ハーモニーを聴く〜表情の変化を意識

音楽においてハーモニーとは!
絵画でいえば”色彩”にあたる部分です。

当然、

色彩を持つということは、
美を追求する上で、
音楽においても美術においてもとても重要な要素ですね。

では、

視覚芸術ではない音楽において
色彩を追求するとは、
どういうことなのでしょうか?

それを少し考えてみましょう。

絵画における色彩とは、
色の変化ですね。

色彩の微妙な変化によって、
私たちはその絵画から色を感じ取るわけです。

では、音楽では??

そう!

”ハーモニーの変化”こそが、
音楽において”色彩”いうものを、
私たちに感じさせることができる大きなヒントなのです。

和音にはそれぞれ、

受け持つ”役割”があり、
”異なる個性”がありますね。

和音の”変化”によって「和声が機能」し、
音楽の”向かう方向”が「提示」されます。

その”和声の変化”を演奏者が感じ取り、

そして、

それぞれの和音に
音色の変化をつけて弾いてあげることで、

演奏が「立体的に構築」され、
音楽に「豊かな表情」
甦らせることができるのです。

そのためには、
まず楽譜をよく読んで、

それぞれ、

「どの和音に”重み”がかけられるべき」なのか?
「どの和音は”柔らかく、優しい表情”」なのか?
どこで?」「どのような”和声解決”が行われている」のか?

をよ~く理解して、

そして、

それぞれの和音で、
”音色を変えて”弾きます。

視覚芸術ではない音楽ですが、
演奏によって
豊かな色彩を感じさせることができたら、

それは、

私たち演奏者にとって大きな喜びでもあり、

また

演奏の楽しみが倍増することは間違いありません!

いかがでしたか?
モーツァルトを演奏するときの
手がかりにお役立てくださいね!

それでは、また!

ピアニスト浅野麻耶(Maya ASANO )

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