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PIANO NOTES    

魔法の練習帳

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魔法の練習室 モーツァルトの音色(2)

モーツァルトの音色”で表現するために〜
「機関銃弾き”からの脱却!」

ピアニスト浅野麻耶(Maya ASANO)

 

◆音型はどうなっているかな?

さて!
16分音符の連続した音型を弾く時、
陥りがちなのが“マシンガン奏法!”

すなわち
“機関銃弾き”です。

1音1音全ての音を
均等に弾こうとして

16分音符のスケールの音型などを
“ダダダダダ…”とばかりに、

全部の音を
同じ音質で
無表情に

弾いてしまいがちなのです!

でもこれでは、
モーツァルトの美意識とは
大きくかけ離れた演奏になってしまいますね。

先にも申しましたように、

音楽の目的はあくまでも
美の体現であって、

アクロバティックに
テンポを守ることでも
均一性を追求することでもありません!

モーツァルトの音楽において
16分音符の並べられた音型は、

歌手が歌う、”ヴォカリーズの奏法”
として捉えると、

美しく表情豊かに
演奏することが出来ます。

16分音符の並んだ音型は、
どの音に向かっていますか?

フレーズの中の目的地を見出して
それに向かって音楽が流れていく

その感覚を常に意識すると
自然な美しい表情で、16分音符を弾くことができます。

音楽の向かう方向を考えず、
ただ指だけ達者に動かして
均等に弾いている“機関銃弾き”をしていては、

いつまでたっても
モーツァルトの美に到達することはできません。

事項は、
「ジェスチュアを考える〜楽譜の図案化」
です。お楽しみに!

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