世界のピアノエチュード理論と訓練法

世界のピアノエチュード理論と訓練法〔I〕
Body Theory and Piano Performance for PIANIST
🔵コース説明
世界のエチュードを学びながら「ピアニストの手」をエチュードに特化した訓練によって体得していきます。エチュードの中で音楽的(ピアノ理論)な考え方を取り入れ、身体的(からだ理論)指導の両方が出来ることを目的としています。ピアノを学ぶ多くの人がエチュードについて深く学ぶことは、クラシックの音楽的素養を身に付ける重要なステップです。誤ったエチュードの取り扱い方をすれば、基礎の段階から抜け出すことが難しくなり、指導法には注意が必要です。 鍵盤奏法の基本テクニックを習得するだけではなく、様々な音楽表現を生み出すための学習方法についてご紹介します。エチュードを活用しながら音楽的視点と身体理論の視点を組み合わせて、ピアノ理論から実践へと応用ができるように学びます。
🔵このような方に
≫ ピアノ理論を取り入れたエチュードの指導法を知りたい方
≫ からだ理論を取り入れたエチュードの指導法を知りたい方
≫ リトミックの教室を運営されている先生
≫ 個人のピアノ教室を運営されている先生
≫ 楽器店のピアノ講師として活動する先生
≫ 音楽系の資格試験の受験を予定している方
≫ 国内、国外の音楽音楽大学を目指す学生
≫ 音楽大学在学中の学生
🔵コース内容
A.エチュードについて About Etude
①世界のエチュードのご紹介
②ピアノエチュードの目的と使い方
③練習曲の取り扱いの注意点
④ピアノの基本テクニック(I)
⑤表現の幅を広げるための練習法(I)
⑥からだ理論とからだの使い方(ピアノ応用編I)
⑦世界のピアノのご紹介とピアノ構造(I)
ほか
B.エチュード練習法 The Practice Schedule
①日本でよく扱われるエチュードについて
②これまでのエチュードの使用方法と問題点
③ピアノ練習法の細かい注意点
④ピアノの基本テクニック(II)
⑤表現の幅を広げるための練習法(II)
⑥からだ理論とからだの使い方(ピアノ応用編II)
⑦ピアノの構造と響きの秘密(II)
ほか
C.エチュード指導法 The Piano Method of Teating
①エチュードのレベル別の取り入れ方
②エチュード(指導案I、II、III)
③演奏会用エチュード(指導案I、II、III)
④ピアノの基本テクニック(III)
⑤表現の幅を広げるための練習法(III)
⑥からだ理論とからだの使い方(ピアノ応用編III)
⑦ピアノの構造と響きの秘密(III)
ほか
世界のピアノエチュード【作品集】
*取り上げるピアノエチュードの一例です
🔵イタリア
ムツィオ・クレメンティ「グラドゥス・アド・パルナッスム」
🔵イギリス
ヨハン・バプティスト・クラーマー「クラーマー・ビューロー60の練習曲」
🔵ドイツ
ヨハネス・ブラームス「51の練習曲WoO.6」
🔵フランス
アルフレッド・コルトー「ピアノメトード」
シャルル=ルイ・アノン「ピアノの教則本 60の練習曲によるヴィルトゥオーゾ・ピアニスト」
Virtuoso Pianist In 60 Exercises
ヨハン・ブルグミューラー「25の練習曲 Op.100」「12の練習曲 Op.105」「18の練習曲 Op.109」
カミーユ=マリ・スタマティ「指のためのリズムの練習曲」
ほか
本コースの目的
クラシックのピアノ理論とからだの使い方の関連知識(解剖整理学・運動学等)を土台とし、音楽と身体の両方の視点からクラシック音楽におけるピアノ教育の基盤づくりができる上級のピアノ指導者の育成を目指します。
🔵受講条件
ピアノ理論教育コースを修了された方
からだ理論コースを修了された方
からだ理論を取り入れたクラシックのピアノ理論の指導を職業として行なっていく方
(*ピアニストからだ理論とピアノ演奏法コース〔II〕の受講を予定されている方)
上級コースへ検討中の方でも可
🔵受講方法
ステップ方式でA⇒B⇒Cの3つの講座を順番に学びます。
*連続講座のため、1講座単独で受講できません。ご了承ください。
🔵使用教材
「よくわかるピアニストからだ理論」(ヤマハミュージックメディアhttps://www.ymm.co.jp/info/hayashi.php)
*その他、エチュード作品
*その他、オリジナルテキスト(PDF)
🔵配布資料
ピアノ理論推薦図書リスト
からだ理論推薦図書リスト
エチュードに関する文献リスト
ピアノ理論学習シート&からだ理論学習シート
ピアノ理論指導案シート&からだ理論指導案シート
ピアノの練習予習シート&ピアノレッスン復習シート
ピアノ楽譜の読み方シート
他、お教室で使用できるフォーマットを多数ご用意しています。
🔵提出期限
1講座あたり、お申し込みから約2~3ヶ月後
(例:3月28日申込み 課題到着4月1日スタート、提出日6月31日)
*受講者のペースで1講座、期限より前に提出も可
*早いペースで進められる方は、A⇒B⇒Cを自分にあったスピードで受講できます
🔵学習期間
約1年間
🔵提出物
各講座を学んでレポートを制作(例:エチュードの目的と使い方 600文字以内)
各講座終了後、ピアノ理論、からだ理論、エチュードに関する筆記試験(各講座50問程度/全講座150問)
ピアノ理論、からだ理論、ピアノ練習法と指導案シート作成
(エチュード、及び、比較的易しい小品から任意で6曲を選び、上記それぞれのシート作成)
エチュードの演奏動画(エチュードから任意の3曲を選び、演奏動画を撮影)
*学習者のペース等、考慮します。ご相談ください。
🔵表彰とメディア掲載
成績優秀者は、「表彰状」が贈られます。
協会HPやメールマガジンでのご紹介されます。
先生紹介、お教室紹介のインタビュー企画にエントリーできます。